アフリカについてのちょっとした「おはなし」

その1

日本とアフリカ、物理的な距離が遠いことも手伝ってか具体的な繋がりがとても弱い。
そんな事情からか日本ではアフリカに関する情報は非常に少ない。
地理や世界史を学校で学ぶ時も、ヨーロッパや北米に比べるとアフリカは登場回数が少ないのも事実。

今回、アフリカに関係する活動をするに当たり、小学校低学年をフランスで、高学年を日本で過ごし、中学はアメリカ、高校はイギリス。大学で再び日本に戻って来たという友人の娘が興味をもってくれたので、お話しをした。

「アフリカで一番、人口の多い国はどぉ~こだ」事も無げに問われた。
即答できなかった。皆さんはわかりますか? 答えはナイジェリア連邦共和国。人口凡そ2億100万人(頭に浮かんだ国の一つではあったのでホッとはしたが…)。
因みに二位はエチオピア連邦民主共和国で凡そ1億1010万人。三位はエジプト・アラブ共和国で凡そ1億120万人。

「日本の小学校へ転校したとき、アフリカの事を全く授業で教えないからビックリしたんだよねぇ。フランスとかだと小学生でもアフリカ大陸の国の首都と主要産業くらいは概ねわかってたけど…」
話を聞くと、大人の私より確実にフランスの小学生の方がアフリカについてよく知り学んでいる。
「ナイジェリアの首都は?」思い出せない…。
「アルジェリアの首都がアルジェだから、ナイジェリアの首都はナイジェ…なわけないかぁ」知的さの欠片もない誤答。残念過ぎる。

「アブジャよぉ~」サラッと答える友人の娘。
コレを機に、アフリカの事、しっかり学ぼうと決意した次第です。