アフリカの「食」について

第一回 調理実習(1)

コートジボワールのおやつ 『アロコ』

コートジボワールのおやつ『アロコ』は、いわゆる ❝揚げバナナ❞ です。
日本で一般的に食されるバナナではなく、調理用のプランテンバナナを使います。

スーパーマーケットでお買い物をしている時とてもおいしそうなヤングコーンをみつけたので今回は、ヤングコーンも一緒に揚げてみましたよ。

プランテンバナナは日本のバナナよりもしっかりズッシリしていて、皮は厚く硬いです。
事前に調べた情報では「果肉は硬くて甘くない」とのことでしたが、このバナナの果肉はそこまで硬くもなく、うっすらと甘みがあり、バナナ独特のよい香りがしていました。

<材料>

アフリカではヤシ油を使うことが多いようですが、今回はココナッツオイルにしました。
たっぷりと使うのがポイントということだったので1びん丸ごと使いました。

<作り方>

~ 感想 ~

火を通したバナナは思っていたよりも、食べやすかった。
プランテンバナナは生で食べるとあまり甘みがないけれど、火を通すことでほんのり甘くなり優しい味になってとても美味しかったです。

外はカリっとしてて、中はほくほくで、お芋さんみたい。
スパイシーなタレで食べるとおかずとして美味しいし、塩やガーリックソルトで食べたらフライドポテトのようで、はちみつを付けたら完全デザート。どのパターンで食べても美味しい。
これまで作ったことなかったけど、火の通ったバナナ、有り!

火を通したバナナはフィリピン料理のデザート「トゥロン」として食べた事があり好みの味でした。
コートジボワールを始め、西アフリカの国々ではおやつで食べることが多いけど、東アフリカの国々では主食に近い形で食べることが多い様です。
実際に食べてみて、おやつでも食事でも、どちらでもイケるなって思いました。

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